在宅医療支援センター

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はじめに

設立の目的

「住み慣れた自宅で過ごしたい」、患者さんのそんな思いをかなえたいと、平成25年4月1日に「高岡市医師会在宅医療支援センター」が設立されました。

活動内容

 かかりつけ医だけでなく、総合病院の先生・歯科医師・薬剤師・看護師・リハビリスタッフ・ケアマネジャーの方々などと連絡を取りながら、子どもからお年寄りまで、患者さんや家族が望まれれば、通院が困難な患者さんが自宅で治療・療養しながら生活をするための支援体制を整えています。

具体的には下記の活動を行っています。

・高岡市医師会在宅医療連携協議会

 在宅医療に関しての調整、さらに在宅医療の推進に関する企画を行うために組織されました。医師を始め、歯科医師、薬剤師、看護師、ケアマネージャー、高岡市内公的病院(厚生連高岡病院・高岡市民病院・済生会高岡病院・JCHO高岡ふしき病院)の代表者などで構成されています。

・高岡市医師会在宅医療連携会

 かかりつけ医が学会出張などで不在になる際の対応のために組織されました。平成23年7月1日より活動を開始した、高岡市医師会会員で構成される在宅医療に関するグループです。

・高岡市医師会在宅医療連携会「かたかご会」

 かかりつけ医だけでなく、看護師、ケアマネジャーも参加して在宅医療の支援を行うために平成23年10月1日に活動を開始しました。
 現在では、薬剤師、歯科医師、公的病院の医師も参加しており、月に一度各かかりつけ医の担当する登録患者さんの状態を報告し、かかりつけ医が不在の時に他の医師が診察できるように情報を共有しています。
 また、勉強会を通して各専門職の知識を共有しています。

・れんけいネット

 れんけいネットは、厚生連高岡病院・高岡市民病院・済生会高岡病院と高岡市・射水市・氷見市にある診療所などの間で、患者さんの医療情報を共有するためのネットワークシステムとして導入されました。システムを利用することで血液・レントゲン・CT・MRIなどの検査結果が共有できるようになり、より安心・安全な医療の提供が可能となります。
 利用にあたり、予め患者さんの同意が必要となります。またいつでも患者さんの申し出により、利用を停止することができます。

・多職種連携システム

 多職種連携システムは、高岡市の医療機関と、介護施設の間で患者さんの情報を共有するためのネットワークシステムとして導入されました。システムを利用することで、患者さんの病気の状態や介護の状況が共有できるようになり、患者さんに合わせた医療と介護が提供可能となります。
 利用に当たり、予め患者さんの同意が必要となります。またいつでも患者さんの申し出により、利用を停止することができます。

・認知症地域ケア相談医

 高岡市には、高齢になっても住み慣れた地域で安心して生活できるようにと、地域包括支援センターが11ヶ所設置されており、介護予防に関する相談や、認知症高齢者への対応に関するアドバイス、その他高齢者虐待等についての権利擁護等の相談にも応じています。
 高岡市医師会では医師会員の中から「認知症地域ケア相談医」を選任しています。選任された各医師は担当する地域包括支援センターで行われる勉強会や事例検討会に参加し、多職種の方々と情報交換をするとともに医師としての助言や指導を行っています。

・市民公開講演会・シンポジウム開催

 「在宅医療」を紹介する講演会・シンポジウムを開催しています。

配信中!(平成27年7月5日開催)  【寸 劇】 「自宅へ帰りたい!」 

・公益社団法人富山県医師会 富山県在宅医療支援センター